RAINBOW SPREAD!

それは.深(ふか)く.閉(と)ざされた 誰(だれ)も知(し)らぬ小(ちい)さな物語(ものがたり) 一人(ひとり)の哀(あわ)れな魔女(まじょ)は 何(なに)も知(し)らず 眠(ねむ)っているの どうか 忘(わす)れないで 晴(は)れた空(そら)に舞(ま)い上(あ)がる 君(きみ)のような優(やさ)しい風(かぜ)が 雨(あめ)の日(ひ)には 君(きみ)を守(まも)る傘(かさ)になる あの頃(ころ)の僕(ぼく)らはいつも 与(あた)えられてばかりいたね 今(いま)ならもっとその意味(いみ)が分(わ)

ひとりきりで あらしのよる かえりをまつの ねむれないわ いじわるなあめ あのひも こんなあめが まどをたたいていたわ わたしがつくられた夜 どうしてここにいるの? なみだがとまらなくて うまれたいみを さがした なぜ あのひとは やさしくわたしをだき ひとりじゃないと なみだをこぼすの? 「守ってるつもりで守られていたの?」 I say, わすれないで いつもそばに わたしはいるわ ひとりきりで 泣いたりしない You say, 「忘れないで 私がもう 帰らなくても」 ふるえてるの いじわるな