Märchen


2024-09-20 08:03

Sound Horizon 硝子の棺で眠る姫君歌词

真雪の肌は白く 黒檀の髪は黒く 血潮のように赤い唇 冬に望まれ産まれた私 柔らかな温もり 過ぎ去りし春の匂い 甘く切ない痛み遺して 生母は遠くへ逝ってしまった-- 鏡よ鏡--此の世界で一番.美しいのは.誰なのかしら? 其れは貴女――<王妃様>! 継母は冷たく 亡母の愛を憶いだし 独り抱きしめ虚像と踊る 月日を重ね娘に成った-- 鏡よ鏡--此の世界で一番.美しいのは.誰なのかしら? 其れは貴女――<王妃様>でしたが-- 今では彼女――<雪白姫>! 狩人の爺やに 追いかけら

Sound Horizon 暁光の唄歌词

さ よ な ら ずっと 君と 同じ時間を 生きたかった 然れど 摂理は 決して僕達を赦さないだろう 幾つもの罪 重ねながらも 僕達が求めたのは―― 其れは<恩寵> 其れは<愛情> 其れは<幸福> 其れは<未来> 暗闇の時代に生まれて 儘 君と出逢い 惹かれ合う 其の想い 死せる後も 止められずに 宵闇の唄を集めて 此の墓碑に捧ぐ 復讐は誰が為に モリも イドも 七の墓碑銘となる 「キミが今笑っている.眩いその時代に. 誰も恨まず.死せることを憾まず.必ず其処

Sound Horizon 火刑の魔女歌词

幽かな記憶の 糸を手繰るように 仄昏い森へ 足を踏み入れた 幼い記憶の 途を辿るように 入り組んだ森の 奥へと進んだ 物心ついた時には.既に父の消息は不明で. 私と母は何時も二人.とても貧しい暮らしだった. 井戸に毒を入れた等と.謂われなき罪で虐げられる事も多く. 私にとって友達と言えるのは.森の動物達だけだった--. それでも 嗚呼 ねぇ 母さん 私は幸せだったよ その理由を ねぇ 知ってた? 貴女が一緒だったから それなのに 何故 母は 私を捨てたのか? どうしても それが 知りたくて--

Sound Horizon 磔刑の聖女歌词

鈍色の足取り 決意で進める 背中に風を感じて 一度だけ振り返る 宵闇の匂いは 不思議と懐かしく 背中を押してくれる そう そんな気さえしたわ 押し寄せる 悲しみに 独り震えて 指でなぞる 遥か遠い約束 沸き上がる 憎しみの 脆く歪な 刻の果てに 闇を見つめ接吻 嗚呼 虚ろな儘 移ろう儘 歪な 嗚呼 罪を集め接吻 今 でも 忘れ られない-- 今 尚 憶いだせない-- 愛を偽って生きるくらいなら 真実と共に死すことも厭わないわ 二人で見つけた野ばらが 君を包むことを願って墓標の周りに植えたけど 結

Sound Horizon 薔薇の塔で眠る姫君歌词

微睡みの森に踊る 百の孤独と 月影に蝶は朽ちて 死の夢を見る [七の罪科] 野ばらに抱かれて 眠る理由は―― 水浴びて妃が聴いたのは 身籠り告げし 蛙の声 お望みの御子が.一年経たずに.お生まれになるでしょう 歓びて王が催したのは 姫の誕生 祝う宴 黄金の皿が 一枚足りずに 事件は起こってしまった-- [七の罪科] 恋も知らずに 死せる処女が 野ばらに抱かれて 眠る理由は―― 国中に散らばる.神通力を持つ賢女達を全て.招いておきながら- 私だけ招かぬ傲慢なる王よ.祝いの宴席に呪いを添えてやろう!

Sound Horizon 生と死を別つ境界の古井戸歌词

陽が昇り 嗚呼 汗塗れ 炊事洗濯全て 私の仕事 嗚呼 意地悪な 寡婦の口癖 追い出されたいのかい? この愚図っ! なんて言うけれど―― 私は今日も お父さん 頑張っているよ! 陽が落ちて 嗚呼 塵塗れ 炊事洗濯全て 押し付けた 嗚呼 性悪な 義妹の口癖 言い付けられたいのかい? この愚図っ! なんて言うけれど―― 私は明日も お父さん 頑張ってみるよ! 父は舟乗りだったのに.何故か井戸に落ちて死んだらしい. だから私は.あまり井戸が好きではない. それでも継母は.容赦などしないのだ--. 井戸の

Sound Horizon 黒き女将の宿歌词

ぶらん.ぶらん.風吹きゃ ぶらん. 踊るよ.黒いぶらんこ--. おらは貧しい村に生まれ いっつも腹を空かせてた お菓子で出来た家があったら あったら本当に良かんべな 「人は信仰によってのみ救われる」と 偉い坊さんが言ったとさ 本っていうのに書いたとさ 神様が助けてくれるなら たらふく飯食えっべな お父達は鎌を手に 出掛けて行った その日の空の色 哀しい程に朱く-- 大砲が吼えりゃ 翼も無いのに 人が空を飛ぶ 軽やかに高く 戦争とは名ばかりの 唯の殺戮さ 嗚呼 武器が農具じゃ 残念だけれど 射程が

ART-SCHOOL MARCHEN歌词

心を病んだ若者は 嘘つき 群れる 痛み それでも何故か救いの雨を待っている 二人 アレン・ギンズバーグ うたかた 君の子宮へと堕ちる この世界で貴方が汚れた時は 死ぬさ Just like a piggy・・ I just give up・・ レモン畑であの娘は 光を壊し 遊ぶ 欲望列車 憎しみ 君のその匂い 故に Just like a piggy・・ I just give up・・ 专辑:SONIC DEAD KIDS 歌手:ART-SCHOOL 歌曲:MARCHEN

Klaha stay in the rain歌词

rain 雨の步道 獨り步いている still rain 泣き疲れて擦れた聲 つぶやくように 貴方がいつも口ずさんでいた あの歌を たどってみるけど stay in the rain 貴方を想うほど 強く打ち付ける雨音に消えてゆく 懷かしい貴方の溫もり- 忘れそうなの with the rain rain 見つめ会って微笑む日日は もう想い出に still rain 手のひらから零れ落ちた優しさを 探してみても どこにいても 苦しくて逃げ出したくなるだけ stay in the rain 貴方を

Sound Horizon 宵闇の唄歌词

私は『誰』なのか? 記述が抜け落ちた 真っ白な其の頁を 宵闇が染めてゆく 気付けば井戸の底 空を見上げていた 抱いていた可愛い少女 口を開いた 「復讐シヨウ」と 彼女が囁く その声色は 何処か懐かしく 何の為かなんて 誰の為かなんて 憶い出せぬ儘 衝動に従った 苦痛に歪む顔 悲痛に喚く声 戦慄と後悔の中で 嗚呼 復讐は罪が故に 粛々と受け入れ給え 嘆いた処でもう手遅れさ 遂に モリから イドヘ至る 喜劇の幕は上がった 七人の女優達よ! 死せる今 幾ら憾めど 刻は既に遅く お嬢さん 君は独り 夜の

Sound Horizon 青き伯爵の城歌词

朧気な...記憶を...辿って... 曖昧な...自分を...描いた... どんな...顔で...笑い...どんな...声で...歌ったのか... お気に入りの...白い...華飾衣が...何故...こんなに...緋いのか... 嗚呼-そうだ-私は- 彼に-殺されたんだっ-た-- 伯爵は何時からか 青髭と呼ばれていた 私が嫁いだ時分には もう既に呼ばれていた あんなにも優しい眼差しが 暗い色を帯びたのは 染み付いた鉄の匂いと 血の匂いのせいかしら? 嗚呼 夫は私を愛してない 気付かない振りしてき