Fairy-taled


2024-09-20 12:41

VOCALOID Fairy-taled歌词

追憶と忘却の波に 踵(かかと)を委ねては 真っ新(さら)な安らぎを あてもなく求めて 旅人を気取る足取りは どこからか流れる 鐘の音に向かうも やがて膝をつき崩れる お互いの瞬きが 聞こえるくらいの距離なのに いつの間にか 幕は下りて 乾いた拍手が鳴り響く 二人で導き出した 離別の日々は かつて誓い合った 永遠と同じ 果たせない約束も 後悔も嘘も 綴ればいいのでしょう おとぎ話に 朝露で目覚めを迎え 黄昏を見送る あっけない歳月は 足跡さえ遺せず 琥珀色に染まる言の葉を いくら紡ぎ出しても 小鳥