続、冷たい雨


2024-09-20 15:23

cali≠gari 続、冷たい雨歌词

何もない. 見えない. 今日も降りしきるのは. 笑えない心に彷徨う終わらない雨―――. 雨を着た街角から傘の花が咲き出せば. 暗いアパートにあの日の僕を探していた. 雨を着た路地裏では傘の花が咲き違う. 目に映る風景に.只.立ち尽くし. 影もない懐かしさを抱きしめた. 空き地を背にして気怠い僕は見上げてみた. やけに雨音がうるさいね.」 篠突く雨が僕の代わりに泣いてくれる. 独りじゃ涙も流せなくなった. 移りゆく季節は街を変える. 好きだった雨の匂い. 仄めいた電線の道. 濡れ描く面影にさよなら