孤独に慣れて 感情さえも失ってしまった怪物 誰の詞にも動じることなく 息を止めてました 苦しくはない そうぼやきながら 「出会わなければ 別れは来ない」 そんな屁理屈でなぐさめて そうやっていつまでも 鍵をかけて 目隠ししてました 暗くはない そうぼやきながら いつか明かりが消えるのが怖いから 自分で明かりを壊して震えてた 心の扉も堅く鎖した その鍵さえもなくして この部屋の間取りも 今やもう忘れちゃいました 疲れたよ 壊してよって ずっと叫んでは 手をとってよって ずっと心がわめいてた 苦しい
明かりと鍵
2024-11-10 07:27