好きだよ.と君に伝えられていた あの日にはもう戻れないの? 口にするとすぐに消えそうで 言えずにうつむいていた 鳴り響く踏み切りはいつも 明日へ続く場所だった 列車が通り過ぎ振り向いても 君はもうどこにも いるはずもないけれど 抱きしめたぬくもり消えないまま その笑顔忘れられなくて 近くにいても届かないほどに 遠くにいる気がして 心にはいつも 君がいるよ 優しさに包まれた冬の道 今もまだ昨日のよう 舞い落ちてくる雪の中で 寄り添って歩いてたね 街も景色もこの季節も 何も変わらないけれど 君の描く
サヨナラが言える日まで
2024-11-10 13:36