(1) 雪は下から 舞い上がり 赤い裳裾に まといつく 太棹三味線 女の旅路 燃えるくすぶる はじける愚図る 離れられない 男(ひと)がいる じょんからじょんから わかって欲しい (2) バチの乱れは 気の乱れ 別れ言葉は 言わせない 深みにはまった 女の弱み 男ごころは 風より軽い 月にかくれて されるまま じょんからじょんから 哭かせて欲しい (3) 鉛色した 空の色 春は私にゃ 遠すぎる 太棹たたけば 糸さえ切れる 憎いいとしい せつない辛い 指にからまる 女節 じょんからじょんから あん
じょんから女節
2024-11-10 07:33