風が強い日 時が素通り 静けさに耐えられない
今が叫んだ 誰かそこにいませんか
時間っていう舟は行き先は有限だ 動き続けてる限りは
しかし止まった瞬間からが無限だ
妥協しない日本のアウトローで有名なBOSS KRUSHの黄昏の風景画
偶然だったがこれも運命だ
オレたちは別々に死神と闘ってる男をたずねた
このバースはその男ラフラのために
ガンセンターで共有した人生の一場面に
待ち合い室みたいな気分にさせるホスピスに
久しぶりの友達みたいに話は尽きずに
傷ついた体はリングにしがみつきながら
つらい顔は1度も見せずに奴は笑った
オレも奴のお母さんも一緒になって笑った
どこまで悪いのかオレには分らなかった
痛い程分かってたであろうことは後になって分かったが
いいか全ては気持ちからだからな
そうくり返すしかないしがないオレのコトバは無力だ
経験不足な穴のあいた封筒だ
だけどなあの時言ったことは嘘じゃない
曲を作ろうな、札幌でまたいっしょに遊ぼうな
好きな女や音楽と2人きりでいるとな
あれからは時の流れがまるで速くなったような
錯覚に焦ってた 目に見えないスピードな
ベルトコンベアにオレたちは乗せられてたとさ
経験というパーツを一生かかって集め
近づけるところまでBOSSとKRUSHは歩け
ラフラは最後にこう教えたはずで
いつも思うと生きる気力と儚さが増すぜ
人生っていう風船はやはり有限だ しぼんでいく限りは
何度もふくらませることができるからこそ無限だ
分娩台で泣いている小さな行方不明だった魂が誰かの夢をつづけた
フルメタルじゃない、生身のふるえたメンタル
フラッシュバックする幻覚 血管じゅう連鎖する
だしぬいて免罪符をGETしようと
あてなく手さぐりの目かくしで快楽をレンタルする
低価格でエゴを買い取って
天高く積み上げて成り立つ灰色のテーマパーク
エキストラの息すらもしないプラスチックやアスファルトは
オレたちよりも長く生きるだろう
旅立つものよ、あなたは永遠に若い
時空をまたぎ、声も顔も何も変わらない
最後にどんな光が見えて何を想ったかはオレにはまだわからない
オレはまだ若い
失った時間の亡霊がいつもつきまとう
前へ進むために酸素と音をつぎ足そう
スピーカーとツイーターを未来の住み処と決めて
街角に生きた証拠をふりまこう
知識が無意識にノート上に降りしきる
はじまりの前に終わりがあるって説を信じる
真実には必ず続きがある
現実には別れるのを覚悟の上でオレたちは出会う
名残惜しさは見方をかえればあたたかい
旅立つ者を忘却の彼方には決してわたさない
何もなかったような時のはざ間に
理由はどうであれ残った方は大事に生きていかなくちゃならない
まるで今は光ってるのに・・・
すでに全て消えてしまって存在しなくなった星のように
人知れずひとり2000の片隅でひっそり
何十年間の思い出を残し 幕を降ろし
透き通り 肉体を離れた旅立つ者の心に
せめて安らかさが訪れることを祈る
オレやみんなの記憶のふところでオレたちは一つ
時は止まったままだ ずっとここにいろ
生き甲斐や行きたい所 会いたい人と今はこう遠くても遅くても
何とか手が届く
吹けば消えるろうそくを灯す 1SEASON
灰やススのような歴史を残す (*1)まぶしく
生き甲斐や行きたい所 会いたい人と今はこう遠くても遅くても
何とか手が届く
吹けば消えるろうそくを灯す 1SEASON
灰やススのような歴史を残す まぶしく
生き甲斐や生きたい所 会いたい人と今はこう遠くても遅くても・・・
一瞬の1mmが地球の一生
地球の1mmが人間の一生
人間の一生の1mmが今日一日
今日一日の1mmがこの瞬間
その瞬間に1億の細胞
1個の感情
1個の感情は今日一日の1mm
今日1日は1生の1mm
一生は地球の1mm
地球の一生は宇宙の1mm
宇宙の1mmが地球の一生
地球の1mmが人間の一生
人間の一生の1mmが今日一日
今日一日の1mmがこの瞬間
数え切れない思い出が のぞいては消え 風にまかれてる
うれしい悲しい花を咲かせてく,やがて枯れてく,つながってく
- 专辑:漸 -Zen-
- 歌手:DJ Krush
- 歌曲:Candle Chant [A Tribute]