永(なが)い永(なが)い 永遠(えいえん)の刻(とき)
私(わたし) 一人(ひとり) 佇(たたず)んでた
暗(くら)い世界(せかい) 抜(ぬ)け出(だ)したら
目(め)の前(まえ)に広(ひろ)がる水面(みなも)が 眩(まぶ)しすぎるわ
命(いのち)潰(つい)え
浮草(うきくさ)のように浮(う)かぶだけの日々(ひび)
私(わたし)は独(ひと)りで あなたはもういない
それだけが全(すべ)て
あなたと 離(はな)れたのはもう 遥(はる)か前(まえ)
(黒い世界 泡沫の夢 夏を告げて木々は騒ぐ
隣にもうあなたはいない 遥か昔遠い彼方)
幾星霜(いくせいそう)過(す)ぎて あの温(ぬく)もりが
消(き)えてしまいそうで 怖(こわ)くて
手(て)を伸(の)ばすと 白(しろ)い雲(くも)さえ
何(なに)も無(な)かった 淡(あわ)い陽炎(かげろう)
私(わたし)一人(ひとり)残(のこ)された
だからずっとあなたを待(ま)つの
ああ 想(おも)い出(で)達(たち)が海(うみ)に溶(と)けてゆく
霞(かす)み消(き)えてゆく
帰(かえ)らぬ日々(ひび) 至(いた)らぬ人(ひと) いつまでも
(黒い世界 泡沫の夢 夏を告げて波は踊る
隣にまだあなたはいない 風が涙さらっていく)
待(ま)ち続(つづ)ける 私(わたし) 変(か)わらないよ
すぐに見(み)つけてくれるように
ただ過(す)ごしたいの はてしない夢(ゆめ)を
夏(なつ)の続(つづ)きを あなたとともに
蓮(はす)の花(はな)が開(ひら)く頃(ころ) まどろむ私(わたし)に触(ふ)れた
波(なみ)があなたの温(ぬく)もりを伝(つた)えてくれたの すぐに
恐(おそ)る恐(おそ)る振(ふ)り返(かえ)る
眩(まぶ)しくて姿(すがた)見(み)えない
でもあなただと分(わ)かっていたから
声(こえ)をひとつ紡(つむ)いだ
「おかえり」
- 专辑:Aqua Trytone
- 歌手:Halozy
- 歌曲:感傷の摩天楼