霊喰い
作詞∶ゆい
作曲∶橘尭葉
TVアニメ『喰霊-零-』挿入歌
歌:妖精帝國
風(かぜ)が踊(おど)る部屋(へや)のすみ 静(しず)かに鳥籠(とりかご)揺(ゆ)れる
迷(まよ)い込(こ)んだ黒(くろ)い影(かげ) 舞(ま)い散(ち)る羽根(はね)
連(つら)なってクルクル嗤(わら)う あやかし生霊(いきすだま)
呼(よ)び合(あ)ってクルクル踊(おど)る 忌(い)まわし生霊(いきすだま)
絡(から)みつく鎖(くさり)は 炎(ほのお)のように熱(あつ)くて
信(しん)じ合(あ)う気持(きも)ちを繋(つな)いでる
秘匿(ひとく)の心(こころ)に 気(き)づいて溶(と)かして
死(し)に穢(けが)れる前(まえ)に
小(ちい)さな罪(つみ)も 少(すこ)しの嘘(うそ)も
全(すべ)てをこの躰(からだ)に取(と)り込(こ)んで
縛(しば)り続(つづ)けて 守(まも)り続(つづ)けて
禍(わざわ)いが二度(にど)と還(かえ)らぬ様(よう)に
気持(きも)ち鎮(しず)めて 心満(こころみ)たして
愛(あい)する者(もの)を奪(うば)う運命(さだめ)でも
悲(かな)しまないで 苦(くる)しむよりも
魂(たましい)が引(ひ)き裂(さ)かれるまでずっと側(そば)にいて
月(つき)が翳(かげ)り部屋(へや)のなか 寂(さび)れた揺(ゆ)り籠(かご)揺(ゆ)れる
開(あ)ける事(こと)の無(な)い窓(まど)に 舞(ま)い込(こ)む羽根(はね)
連(つら)なってクルクル嗤(わら)う あやかし生霊(いきすだま)
呼(よ)び合(あ)ってクルクル踊(おど)る 忌(い)まわし生霊(いきすだま)
生(う)まれた意味(いみ)を知(し)り 散(ち)る理由(りゆう)に焦(こ)がれても
終(お)わらない悪夢(あくむ)に怯(おび)えてる
この世(よ)の終(お)わりを 嘆(なげ)いて待(ま)つより
散(ち)り逝(ゆ)く華(はな)となれ
砕(くだ)けた石(いし)が 記憶(きおく)に刺(さ)さり
血(ち)に秘(ひ)められた悲劇(ひげき)呼(よ)び覚(さ)ます
共(とも)に歩(ある)こう ただそれだけの
わずかな願(ねが)いも露(つゆ)と消(き)えゆく
魂(たましい)捧(ささ)げて 全(すべ)て捧(ささ)げて
守(まも)るべき者(もの)に負(ま)けないように
心喰(こころく)われて 抜(ぬ)け殻(から)になっても
光(ひかり)を見失(みうしな)わないよう先(さき)を歩(ある)いていく
小(ちい)さな罪(つみ)も 少(すこ)しの嘘(うそ)も
全(すべ)てをこの躰(からだ)に取(と)り込(こ)んで
縛(しば)り続(つづ)けて 守(まも)り続(つづ)けて
禍(わざわ)いが二度(にど)と還(かえ)らぬ様(よう)に
気持(きも)ち鎮(しず)めて 心満(こころみ)たして
愛(あい)する者(もの)を奪(うば)う運命(さだめ)でも
悲(かな)しまないで 苦(くる)しむよりも
魂(たましい)が引(ひ)き裂(さ)かれるまでずっと側(そば)にいて
終わり
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