独り佇む紅く染まった景色に
懐かしい時淡い記憶をなぞる <突然>
吹き消されてゆく血の色に <赤さが>
為す術もなく指をくわえ <無力で>
もどかしさだけわだかまって <たまらず>
束の間の夢は覚めてゆく
何が出来るだろうこの力で <小さな力で>
失敗尽きないけど諦められない <どうしても諦められない>
紅い月が顔出し今の想い <切ない想いを>
優しく慰める様に輝いている <ただ優しく輝いている>
枯れ葉地に落ち叶わぬ願い感じて
望まぬ時を浪費してゆく今も <ここでは>
寄り添う時間が重なって <積もって>
全ては自分自身の様に <思えて>
避けられはしなお別れから <別れに>
目を背けずにはいられない <いられない>
長すぎる夜の中そびえる城 <闇夜にそびえて>
見上げて想像する時の終末を <予感する時の終末を>
永遠なんてきっとあるはずない <あるわけないのに>
解っているけれどまだ信じたくない <それでもまだ信じたくない>
心地良い風が吹き抜けて
鮮やかな景色揺らめいて
当たり前の時に感じる
想いの温もり抱きしめて
また変わらず巡る季節を眺め <季節を眺めて>
色づく花々へと想いを乗せよう <花々へ想いを乗せよう>
繰り返しながらも姿変える <姿を変わらせ>
忙しいこの居場所へと微笑み浮かべ <この場所へと微笑み浮かべ>
ふとそんな日々をこれからも <安らかな時間を>
ずっと守り続けたい ただそう思った
- 专辑:ataraxia - 願うは儚き幻想の -
- 歌手:君の美術館
- 歌曲:紅美鈴の心象風景