消滅(き)えて行く その魂の色 酷く 美しくて
闇の奥 光を喪失(うしな)い 遠く 乖離(はな)れていく
こんな世界なら ふたりで抜け出そう そう願った
「……ずっと、一緒に居たいから」
「……もう、死にたいから」
壊れた嘲笑(ほほえみ)届かなくて 残酷な理論(ナイフ)を深く突き刺す
血濡れた矛盾が心地よくて 今 貴女を葬(おく)る
「クククッ……ハハハッ……ハッハハハッ」
抉(えぐ)っても 滴り続ける 禁断(つみ)な愛の果実
強く接吻(くちづ)けてね 粘りついたのは 僕のEgo
「……時が止まれば良い」
「……夢なんか、見ない」
夢見た約束 決壊(こ)わして逝け 打ち明けた境界線(ライン)は遥か彼方に
瞳(め)を閉じ貴女を抱きしめたら もう 真実(いたみ)は要らない
「フフフッ……ハハハッ、ハハッ…ハッハハハッ」
「もっと笑ってよ」
「誰も知らない顔が見たいんだ」
「痛いのは一瞬だから」
「恥ずかしがらないで」
「んっ……怖がらなくてもいいよ」
「すぐ楽になるから……」
「ねぇ、僕の名前を呼んでくれる?」
「貴女のことが大好きだから」
「深く、刺すよ」
「わかってるんでしょう?」
「ああ、綺麗だよ、とても……」
「まだ我慢して、もうちょっと……」
「だって……」
「貴女と一緒に逝きたい」
壊れた嘲笑(ほほえみ)届かなくて 残酷な理論(ナイフ)を深く突き刺す
血塗れた矛盾が心地よくて 今 貴女を葬(おく)る 永遠(とわ)へ
- 专辑:究極のダミーヘッド官能ソング SEVENTH HEAVEN vol.2 ヒナタ
- 歌手:高橋広樹
- 歌曲:二律背反的鎮魂歌(Ambivalent Requiem)