蒼ノ夏雨
VALSHE（バルシェ）
词：minato
曲：minato
静（しず）けさが怖（こわ）くなる程（ほど）
喧騒（けんそう）に慣（な）れた心は
鈍（にぶ）く光り膜（まく）を張って（はって）
誰の目（め）にも見えていない
知らずにいられるなら 知らない方（ほう）がいいと
誰かを庇（かば）いながら 遠く離（はな）れたあの日々
蒼い夏を溶（と）かす雨
暑（あつ）く火照（ほて）った顔（かお）を伝（つた）う
見えるものの全てから逃（に）げる様に背（せ）を向（む）け
水を蹴（け）った
自分がただ嫌（きら）いだった過去（かこ）と何が違う？
泥（どろ）だらけに汚（よご）れた靴（くつ）
履（は）き替（か）えても湿（しめ）ったまま
痛（いた）む足（あし）を隠（かく）すことが
誰のためになっていたの？
途中（とちゅう）で手放（てばな）すなら 触（ふ）れない方がいいと
何を失（な）くした時も深（ふか）く探（さが）さずいた日々
蒼い風とにわか雨
乾（かわ）いた頬を濡（ぬ）らしてゆく
遅（おそ）く追（お）いつく心に
本当は後悔（こうかい）で 滲(にじ）んだ嘘
取（と）り留（と）めなく想い出した過去（かこ）が
水溜（いま）に映（うつ）る
たった数分（すうふん）で降（ふ）り止（や）んだ雨
通（とお）り過（す）ぎた切（せつ）なさは
晴（は）れ渡（わた）るまで ずっと胸（むね）の奥（おく）を打（う）ち付（つ）けるのだろう
あ～ 見渡（みわた）せば広（ひろ）く
思うより近（ちか）かった場所（ばしょ）に
蒼い夏に落（お）ちた雨 暑（あつ）さだけ残（のこ）し消（き）えてゆく
昨日（きのう）捨（す）てた絶望（ぜつぼう）も
悲しみも虚（むな）しさも何もかも
ここからいま歩（ある）き出（だ）せば
晴（は）れだ空が見える？
いつか雨も乾（かわ）く？
- 专辑：AFFLICT / Fragment
- 歌手：VALSHE
- 歌曲：蒼ノ夏雨
